【読書をすること】※2023/5/1更新
近年、スマートフォンの普及により手軽な娯楽が増えてきました。YouTubeやNetFlixなどの動画配信サービスに加えてスマホゲームやWEBサイトなどを利用している人は多いのではないのでしょうか?そういった娯楽の普及により、減ってしまったのが読書の量です。
読書には多くの利点があります。
今回は、読書について取り上げます。
まず、読書をすることのメリットは何でしょうか?
①想像力が高まり思考力が身に付く
小説には文字しかないため、必ず頭の中で情景を思い浮かべながら読むことになります。そして、次にどのような展開が待ち受けているのか考えながら読み進めていくと思います。小説を読む時、無意識に想像力や思考力を使っているのです。
自分で考えて、想像する事はとても大切な事です。思考力が低下してしまうと年配の人であれば痴呆症になるリスクがあります。
②語彙力が増す
語彙力は読書でしか習得できないと言われるほど、養うのが難しいスキルの一つです。
ことわざや故事成語はを覚えたとしてもそれを使う場面に出会わないと、脳にインプットするのは難しいです。本で読むことにより、言葉を物語と関連付けて覚える事が出来るので身に付きやすいと言われています。語彙力が上がる事で、仕事での評価が上がったり他社の見られ方が変わります。
③画面を見る事から離れる事が出来る
近年、急速なデジタル化により様々なものがデジタル化してきています。今となっては画面を見ない日は無いのではないでしょうか?紙媒体の本であれば、少しの間画面を見る事から離れる事ができます。画面を見る事は視力の低下や睡眠不足に繋がると言われているので、読書をすることで、健康に繋がるのです。
次に、中学生のみなさんに読んで欲しい本を紹介します。
・手紙/東野圭吾
主人公の兄は主人公の学費を手に入れるために、強盗殺人事件を起こし、獄中から月に一度主人公の元へ手紙を送ります。そんな中、主人公は進学や恋愛で幸せを掴もうとしますが、「殺人犯の弟」という理由で様々な困難に出会うというストーリーです。加害者の家族にフォーカスした感動の名作なので是非読んでみてください。
・舟を編む/三浦しをん
出版社の営業部員・馬締光也は、営業部で変人として持て余されていました。しかし、人とは違う視点で言葉を捉えるセンスを買われ、辞書編集部へ異動。新しい辞書『大渡海』の完成に向け、馬締は編集部の面々とともに辞書の世界に没頭していくというストーリーです。ユーモアも交えられた読みやすい小説なのでオススメです。
いかがでしたか?
つい、読書と聞くと抵抗感がある人もいるとは思いますが、時間がある時に挑戦してみると案外ハマるかもしれません。
読書をするといい事が沢山あるので、是非挑戦して見て下さい。