【英語外部試験と大学受験の関わり】※2023/6/12更新
みなさんは、英検やGTEC、TOEFLなどを聞いたことがあるでしょうか?
これらは、英語外部試験と呼ばれる入試や学校のテストとは別の英語の実力を測るテストです。
中学生や、高校生だと英検などを受ける友達も多いのではないでしょうか?
実は、英語外部試験を大学受験に利用できる場合があります。
今回は、それらのシステムについて紹介しますので是非参考にしてください。
英語外部試験を利用するシステムには4つあります。
①そもそも出願資格として設定されている
その大学に出願するのに試験を受験して合格する必要があるということです。
出願資格として設定されている場合は、出願者が減るため、入試倍率が下がるというメリットもあります。
例:早稲田大学商学部 英検 準1級以上かTOEFL iBT 72点以上
法政大学文学部英文学科 英検 準1級以上もしくはTOEFL iBT 62点以上など
②試験の点数に加算される。またはスコアにより得点が換算される
英語外部試験のスコアを持っていれば、試験の点数に加点されるというシステムもあります。取っているだけで、実際の試験よりも点数を増やしてくれるということなので試験には大いに有利に働きます。
例:明治大学農学部 英検 2級合格かつCSE2.0スコア1980で80点に換算、 2級合格かつCSE2.0スコア2088で90点に換算、準1級に合格で100点に換算
③合否判定で優遇、参考にする
具体的な加点の点数などは公開せず、外検の級やスコアに応じて合否判定で優遇、あるいは参考にされるパターンです。
いかがでしたか?
英語外部試験のスコアを持っているだけで、かなり有利な大学はいくつもあります。
行きたい大学が決まったらとりあえず、試験の形式を調べてみましょう。もしかしたら英語外部試験が利用出来る大学かもしれません。
中学生の方々も、将来英語外部試験を利用できる大学を志望する可能性を考えて今のうちから、勉強してみてもいいかもしれませんね。